9月 29

おかしな体験談。

今から十数年前に中学生だった私。

給食の時は必ずおぼんに敷くナプキンと、箸をセットで持参するのがルールでした。

朝、祖父が仏壇近くで「どこにいったんだろう」とブツブツ言いながら困った様子でいたのですが、私はいつもギリギリで学校に行くため気にも止めず登校しました。

眠たい授業を終え、箸とナプキンを出そうとカバンに手だけ突っ込んでゴソゴソ。

給食が楽しみだった私は何も考えずナプキンを取り出し、箸を取り出したと思ったのです。

しかし箸だと思って取り出した右手に握られていたのはお仏壇の鐘を叩く薄汚れた棒だったのです。

なぜ箸と鐘を叩く棒を間違えたのか理解出来ず、恥ずかしさだけが溢れ出しました。
が、近くにいた友人にその薄汚れた棒を見せたとたん、大笑いが始まりました。

腹がよじれるとはこういう事かと噛み締めながら笑い転げました。

朝祖父が困っていた原因が分かり更に笑いに追い打ちをかけられましたが、先生に箸を忘れたといい割り箸をもらい、無事給食をおいしく食べられました。

昼休みに公衆電話から母親に電話をかけたのですが、笑いすぎてうまく喋れず、笑ってばかりいる私に母親はイライラし始めたので頑張って説明しました。

怒り始めていた母親が受話器の向こう側で大笑いし、今度は母親がうまく喋れなくなり、祖父が鐘叩く棒が無いと困って結局新しい棒を買ってきたと報告を受けてる途中でコインが足りなくなり電話を終えました。

今ではいい思い出のひとつです。


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